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平和・無防備地域をめざす宇治市民の会 blog


宇治市を基地のない平和なまちに ~ 憲法9条を守る運動から平和をつくる運動へ
by ujimuboubi
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「無防備・平和都市精華をつくる市民の会 メールニュース」2008/12/25

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「無防備・平和都市精華をつくる市民の会 メールニュース」2008/12/25
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 精華町平和・自治基本条例制定へのご支援ありがとうございます。

 12月24日(水)、精華町議会本会議で精華町平和・自治基本条例案が否決されました。(賛成議員無し)
 
 しかし、法定数の2.5倍1365筆(有効署名1266筆)の市民の署名により直接請求が成立したこと、総務教育常任委員会で請求代表者の参考人招致が実現したことなど、多くの成果がありました。

 精華町議会 本会議最終日(12/24)の概要は以下のとおりです。

 総務教育委員長が、委員会での審議結果を報告後、討論があり3人の議員が反対討論しました。

 =>(委員会報告)
    委員会では条例案に対し、5人から反対討論があり、その内容は、
    
    ・我が国が批准したジュネーブ条約を否定しないが、法律に抵触し、
     住民に対する自治体の責任を放棄するものである。
    ・無防備宣言の有効性、戦時下における安全面で疑問
    ・多数の町民が弾薬庫撤去の姿勢だが、条例化にふさわしくない。
    ・無防備宣言では占領下に効果的な対応ができない。

 =>(本会議討論)
   ・T議員
    町会議員は、町民のためにあるが、条例案は町民の暮らし、健康等の利益のためにならないので反対。

   ・S議員(住民派)
   非核平和宣言こそ生かすべき、自治体の権限を越え実現不可能
    ・条例1条、3条(平和的生存権)は憲法前文にあるので、改めて条例で定める必要ない
   ・町の権限を越えるので効力ない。憲法94条(法律の範囲内で条例制定できる)。
   ・条例5条(無防備宣言)について、ジュネーブ条約の4条件は、町の権限ではないし、国の見解では自治体は宣言できない。

   ・S議員(共産)
   弾薬庫撤去の思い強く、見過ごすことのできない問題
    しかし、今大事なのは有事を想定した条例ではなく、有事にしないこと、9条。

 毎日新聞(25日)は、請求代表者の声「否決は残念だが、今回、街頭で多くの人が署名してくれた。
 今後も祝園弾薬庫撤去に向けて---」を、報道していただきました。

 ここから、新たなスタートです。
by ujimuboubi | 2008-12-26 01:09 | 精華町のとりくみ
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