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平和・無防備地域をめざす宇治市民の会 blog


宇治市を基地のない平和なまちに ~ 憲法9条を守る運動から平和をつくる運動へ
by ujimuboubi
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洛南タイムスの記事から~宇治市議会決算特別委 

洛南タイムスから

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職員給与、非正規職員の急増など質す
宇治市議会決算特別委
嘱託職員の退職金問題などで指摘


 宇治市20年度一般会計歳入歳出決算など、決算認定10議案を審議する決算特別委員会(川越清委員長、13人)の部局別審査が23日から始まり、市長公室、選挙管理委員会、議会事務局などの審査が行われた。市長公室に対する質疑では、職員給与、職員定数、増え続けているアルバイト、嘱託職員といった非正規職員問題などで委員が質疑した。

 堀委員(自民)は「経常収支比率の硬直化が進んでいる。職員人件費が硬直化の要因」として、ラスパイレス指数や職員給与費の推移などを質した。市は「人件費としては、年間3億円減がこの間、図られた」と、団塊職員の大量退職が進み、新規採用職員との新陳代謝が進められたことが要因と説明。「ラスパイレス指数は101・3で、19年度からは0・3ポイント落ちたが、府内では高レベルにある」と答弁した。
 また、同委員は「嘱託職員にボーナスと退職金が支払われている。1年毎の契約の人に退職金は、市民感覚からしても馴染まない。検討を」と求めた。一定の年限以上の勤務者に対し支給されている退職金について、市は「昨年、人事院から指針がでている。あり方を検討する」とした。

 さらに、同委員は「市長の施策に反対する署名活動の中に、職員組合がいっしょになっているケースがあり、違和感がある」として、見解を質した。市は「一律的に線を引いての制限は困難」とした。
 長野委員(公明)は月3回発行している市政だよりの2回への削減を求めるとともに、削減に伴い、カラー化や広告掲載への考えを質したのに対し、市は「前向きに検討したい」と、市民に読まれる市政だより発行へカラー紙面化への意向を伝えた。

 坂本委員(共産)は「市では10年間で正規職員が70人減。(アルバイト、嘱託の)非正規職員数が469人と、1998年に28%だった非正規職員の比率が、今では42%と正規職員から非正規職員への置き換えが進んでいる。低賃金労働への置き換えを民間に拡大するものだ」と指摘した。

 また、職員の健康管理と増えている職員残業問題を同委員が取り上げた。市は「昨年10月から、長時間勤務している管理職についても産業医の面談を実施している」とし、メンタル面での対応も含めた対応策を取っていることを伝えた。

■期日前投票所の複数設置求める
 市選管「全国的に増加、検討したい」

 選挙管理委員会事務局への質疑では、坂本委員が投票率引き上げについて、期日前投票所の複数設置を求めるとともに、順次増加が図られ、市内49投票所のうち、36ヵ所が「1足制」によって、土足のまま投票所に入れるよう改善が図られているが、スリッパの履き替えが必要な「2足制」の投票施設も職員会館など13ヵ所残っている。

 期日前投票は、市役所1階市民ギャラリーに開設しているが、有権者に定着し、今回の衆院選挙でも大きく伸びたことも踏まえ、同委員は「1ヵ所では、例えば東宇治の端などの遠方の市民は利用しにくい。平等の観点からも実施すべき」として、複数箇所の設置を求めたのに対し、市選管は「市町村合併などによって、増えている。2重投票防止のためのシステムの安全性や投票立会人などの問題を含め、検討したい」とした。

 1足制についても「要望を踏まえ、施設管理者の了解を踏まえ、順次実施してきている」として、今後も前向きに対応を進める考えを伝えた。
by ujimuboubi | 2009-10-26 00:22 | 地方自治
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