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平和・無防備地域をめざす宇治市民の会 blog


宇治市を基地のない平和なまちに ~ 憲法9条を守る運動から平和をつくる運動へ
by ujimuboubi
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「今すぐ仕事を」と訴え 宇治市役所前 建設労働者が歩道で座り込み

洛南タイムスの記事から

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「今すぐ仕事を」と訴え
宇治市役所前
建設労働者が歩道で座り込み


 建設労働者らで組織する全京都建設労働組合宇治支部(杉原信男支部長、1430人)が19日、建設労働者の仕事と雇用を守る生活密着型の公共工事の大量発注などを求め、宇治市役所前の歩道で座り込行動を展開した。底の見えない経済恐慌で仕事は激減しており、生活保護申請に関する問い合わせが支部に寄せられる事態という。

 グローバルな経済恐慌で国内の建設投資もピーク時の6割に落ち込み、末端で働く建設労働者は深刻な仕事不足に直面しているという。
 同支部では今月13日にも▽市民生活に密着した公共事業の大量発注で中小零細建設業者、建設従事者、労働者の生活と雇用を守ること――など4項目の「建設不況打開と市内建設業の振興への緊急対策」を市長に求める要請書を市役所に提出している。
 市役所前歩道での座り込みには組合員や家族ら140人が参加。「生活応援 不況打開」「住宅改修助成制度を創設せよ」などの横断幕やプラカードを掲げ、午前10時~午後3時まで歩道での座り込み活動を通して市民らに窮状を訴えた。
 参加した男性(61)は定年退職を迎える家を回って仕事を探しているが、不景気で財布のひもは固い。リフォーム業者と仕事を取り合い、施主にこっちは 10割の仕事だが、むこうは仕事を下請けに回すので7割の仕事だと言っているのに(仕事を)取られる。後で欠陥が見つかったが、時すでに遅しで、リフォーム業者の行方はわからずウチに泣き寝入りする。今は少ない仕事の取り合いや――と話す。
 夫と息子が鉄工の仕事をしているという女性は「昨年の11月から月ごとの売上げは4分の1~5分の1に減り、貯金を取り崩して生活費に充てている。パートに出たいが年齢が引っかかって行く先がない。いつ仕事が入るが分からないので誰か電話番も必要。所帯を持った息子の家庭が先々心配」と話す。
 別の女性は「地域振興に一人1万2千円くれても何の足しにもならない。その財源を零細事業者や建築労働者の仕事につながるものに回してくれる方が税金が生きるのに」と顔を曇らせる。
 杉原支部長(60)は「景気の良い時はひと月に20日間の仕事があったが、今は1週間から10日あればよい方。組合費の滞納のほか、生活保護申請の問い合わせが支部にまで来ている」と現状を説明。
 労働単価は切り下げられる一方で、それでも仕事が取れない。大阪から京都に来る建築労働者が日給8000円で仕事を取ると京都の我々ではとても太刀打ちできない」と話し、工賃のダンピングという負の連鎖まで招いている現状に危機感を募らせている。【岡本幸一】
by ujimuboubi | 2009-03-21 12:43 | 地方自治
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